先日、長野県上田市の鹿教湯温泉で、地元の猟師さんに教えていただきながら
鹿一頭の解体体験をさせていただいたことを書きましたが、
鹿教湯温泉に行く前に、もう一つ素晴らしい体験をさせてもらっていました!!
この日の集合場所は、北陸新幹線・・かつての長野新幹線(←書かなくてもきっとみんな知ってるw)佐久平駅。
その一週間前にも、米粉教室の講師のお仕事で訪れた・・・
そう!私の実家のある長野県佐久市です。
まえのりで実家に滞在しようかとも思っていたのですが
納品のレシピなどもあり・・・前の週に帰郷していたこともあり・・・
その日は、参加する料理家の皆さんが乗るであろう新幹線に乗って佐久平まで行きました。
仲良くしている料理家さんたちが一堂に会しているのを、
佐久平の駅で見る光景は、とても不思議な体験でした~(*^^*)
新幹線車窓からの、あの日の浅間山。
高崎を過ぎ程なくすると、碓氷峠超えの長い長いトンネルが続きます。
地上に出るのは、軽井沢駅のほんの手前。
私はこの浅間山が大好きで、この山を車窓から見るために
新幹線はいつも、行きは右、帰りは左の窓側の席に座ります。
毎回違う浅間山の顔を見ると、帰ってきた~って気持ちになる。
佐久平を過ぎると上田までは、また地下を走る北陸新幹線なので
軽井沢から佐久平までは、なんとなくホッと景色を楽しめるのも嬉しいです。
もし北陸新幹線に乗られる機会があれば、あ~凛りんがこんなこと書いてたなーって
思い出し、佐久の景色を楽しんでいただけたら嬉しいです(^^)v
佐久平駅から、タクシーに分乗し向かった先は佐久市のお隣の小諸市にあるマンズワイン小諸ワイナリー。
現在私の両親の仮住まいが小諸で、このワイナリーから車でものの5分のところなんです。
それもまた奇妙なご縁。
妙に興奮気味だったためか、外観の写真を撮るのをすっかり忘れていました。
このワイナリーで、させていただいた素晴らしい体験というのが、すぐ上の写真。
なんと!!
大切なブドウの木にはさみを入れさせていただいたのです。
来年の質のいいブドウのために、この時期にする剪定。
その剪定作業を体験させていただきました。
写真左に見える赤ワイン色のパンツをはいていらっしゃる工場長さんの説明をお聞きし
実際に切らせてもらいました。
それも、ほんの1枝2枝ではないんですよーー。
シャルドネ、メルロー両方の畑の剪定をしちゃいました~(*^^*)
コツをつかんでしまうと、とってもとっても楽しい作業で(もちろんお仕事となると大変なのでしょうが)
もう皆、はさみを持つ手が止まらない!
工場長さんも「さすが料理関係の方々ですねー。のみこみが早い!」とほめてくださり
おだてられれば木にも登ってしまう私たち・・
いったい何本のブドウの木を
この後、鹿教湯温泉までの行き帰りのバスの中から、ワイン用のブドウ畑を見つけるたびに
まだ剪定してない!したいね!!とか、
お!この畑は長梢(ちょうしょう)剪定オンリーだね。あ!短梢(たんしょう)剪定見つけ~。
なんて、いかにも専門知識あります~~的な会話が、最高におかしくて
最高に盛り上がったのでありました。
剪定は、1月から3月までの寒い時期しかできなので
本当にタイミングよく、素晴らしい体験をさせていただきました。
次は、摘果も体験したいぞーーー。きじま先生、アレンジよろしく~~(^▽^;)
剪定体験の後は、地下のセラーを見学させていただきました。
ちょっとしたキッチンも隣接されていて、ここでパーティーもできるんですって。
なにかやりたーーい!と、またまた料理家魂が皆を支配してしまったw
それを鎮めるかのように、お隣のお部屋でワインを試飲させていただきました(#^.^#)
試飲で気持ちよくなった後は、ワイナリー内の明るいテラス席で昼食をいただきました。
ここでもおいしいワイン数種類を飲ませていただきましたよー(●^o^●)
まだまだ終わりじゃないんです!
昼食後は熟成庫を案内していただき、樽から出した直後の白と赤を試飲させていただきました。
もちろんおいしいのだけど、樽の香りがたってしまって、ブドウの香りが負けちゃってるかな?
瓶に詰めてから寝かせる時間も、ワインにとって大切なものなんだ~と感じました。
この後、ワイナリー内のお庭の散歩。
日本庭園があり、お茶室があり、和を大切にしている雰囲気がとってもいい感じでした。
季節柄、日本庭園はちょっと寂しげでしたが、いい季節に来るときっと素晴らしいんだろうなー。
実家も近いことだし、また行かせていただきます(*^^*)
この本は、私の近著2冊を出版してくださったイカロス出版さんから出ているワインの本。
マンズワイン小諸ワイナリーの白と赤、どちらも「本当に旨い長野ワイン100」の中にピックアップされています。
この本を片手に、長野のワイナリーを回りたくなりました。
どなたか一緒に行きませんかーーw
実は、翌日鹿教湯温泉から東京に帰る前に、もう一軒、東信地区のワイナリーに立ち寄っている私たち。
そちらのワインも、この本に掲載されています。
そのお話は、また今度ってことで(*^^)v
このワイナリー見学と剪定体験は、私が今後いただくワインのお仕事にも
かなりプラスになる、いい勉強をさせていただきました。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
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