
一昨年まで10年近くの長きにわたり、
長野県佐久市の米粉普及のための料理教室の講師を務めておりました。
その折にお世話になっていた佐久市農政課さんよりご招待をいただき、
佐久市の新しい試み「熟成鯉」の東京開催イベントに参加致しました。

会場は東京銀座にある長野県のアンテナショップ銀座NAGANO。
1階フロアがショップ、
2階にはとても使いやすそうなキッチンスタジオがあります。
今回はそのスタジオでのイベント開催。

佐久市には中学生の頃から高校卒業まで暮らしていました。
実際に暮らしていた年数は短いのですが
実家はその頃からずっと佐久市にありますので、里帰りは佐久へ。
東京新宿の生まれではありますが、
最近では佐久市出身と言ってしまうことも多い、
私にとっては故郷ともいえる、そんな土地です。
佐久とのつながりが濃く、暮らした経験もありながら、
佐久鯉に関しては、どちらかというと苦手意識がありました。
一般的な川魚のイメージで、泥臭く小骨が多い?
そんな先入観からです。
今回は熟成(エイジング)鯉を使った新しいお料理ということもあり
参加してみたいと思いました。
海の魚でも、とれたての新鮮なものよりも熟成刺身が好き。
そんなことから、熟成鯉に興味がありました。

今回いただいたお料理は全部で6品、
トップの写真の5品と、鯉こく(味噌汁)です。
その全てに、72時間熟成された鯉が使われているとのこと。
左上が刺身、その下がエスカベッシュ
右上がワタの佃煮(料理名は不確か)、その下がなめろう
トップ写真の左のお料理は唐揚げです。
正直な感想、どれもおいしかったですが、
刺身は熟成刺身特有のまったりしたやわらかさが足りないと思いました。
もちろん私の個人的感想です。
歯応えのあるお刺身が好きな方は、おいしく召し上がれると思います。

右上のワタの佃煮は最高においしかった!
作ってくださった佐久市のレストラン「お料理れもん」の
濱口シェフに作り方を伺いました。
ワタとアラを煮つけ、丁寧にアラを取り除いた後に
ワタだけをしっかり煮付けるのだそうです。
これは瓶詰め商品にしていただきたい。
佐久産酒米で醸した佐久の日本酒と一緒にいただきたい味わい。
ごはんのお供にも最高においしいだろうと思いました。
なめろう、エスカベッシュ、唐揚げもおいしい。
なめろうは、イワシやアジよりもさっぱりしているので
なめろうがちょっと苦手って方でも食べられるのではないかと思います。
エスカベッシュや唐揚げのように、衣をつけて揚げてしまえば、
これはもう「鯉は無理!」って方の思い込みを覆すおいしさかと思います。
伝統料理の鯉こくも、時期的に脂がのった産卵前のものだったからか
本当においしいと感じました。
以前、信州サーモンと信州大王イワナをいただいた折に
そのおいしさに心底驚きましたが、
今回の熟成鯉は、そのときと同じ驚き。
川魚に対する先入観が本気で覆されました。
今後、私が佐久鯉のイベントに登壇させていただく機会もあるかもしれませんが
その折には、東京の方々にも参加していただき、
佐久の熟成鯉を味わっていただければ嬉しいです!
昨年の台風で大きな被害を受けた佐久市。
先々週に佐久に行った折に、被害地を目の当たりにしましたが
想像していた以上の大きな被害でした。
がんばろう佐久!
私も応援し続けたいと思います。












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