長野県に住んでいた頃、
この時期にたらの芽を採りに行くのが楽しみのひとつでした。
今ではたまに、栽培されている風景を見かけますが
当時は山に入らねば採ることができない、まさに山菜。
ハイキングしながら、林の中の木の先端に目を凝らしていましたw
うるしの新芽とよく似ているので、間違えないように注意深くww
山のご馳走の中で、一番と言っていいくらい好きなのがたらの芽の天ぷら。
写真のものは、近所のスーパーで購入したものです。
このくらいに少し葉が開いたものが好き。
最近は小麦粉が品薄のようですが
天ぷらは大量の粉を使うわけではないので、
ストックしている小麦粉で
季節の野菜や山菜を少しだけ揚げてみてください。
たらの芽の生り口がアクで変色していたり、
木の皮状になっている部分があることが多いので包丁で軽くむきとります。
ざっくり切り取ってしまうのはもったいない!
水洗いするのも、せっかく香りが飛んでしまうのでNGです。
ゴミなどがついていたら、手で丁寧に払ってくださいね。
衣は、薄力粉に少しの片栗粉を混ぜるのが我が家流。
割合はその時々の目分量、お好みで大丈夫。
冷水を加えて、粉気が残るくらいに軽く混ぜるだけ。
滑らかに練ってしまってはダメです。
たらの芽をさっと通して、全体に軽く衣をつけ揚げてくださいね。
衣が多いと、もったりした天ぷらになってしまいます。
また、衣がついていない部分があると、そこだけ焦げやすくなります。
揚げるときは、さっと揚げるより少し丁寧に時間をかける方が
いつまでもさっくり感が残ります。
170〜180℃くらいの温度で、からっとするまで2分くらいでしょうか。
あまり長時間になると香りが飛んでしまうので程々で。
おいしい塩をさっと振って食べるのがおすすめです*
ビール、日本酒が進みそうです!
オンライン飲み会で、肴はたらの芽の天ぷら〜なんて
自慢できちゃうかもです。
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